お花見で、Hはボール遊びはあまりせず、ほとんど斜面の木々の間で遊んでいて、落ち葉をかけ合ったり、松ぼっくりを探したり、木の枝で遊んだりしていた。すぐにすねる場面も多々あったが、生後十ヶ月の男の子を抱っこするようにして遊んだりして「やっぱり弟がいると、かわいがるね」などと言われた。そういわれてみれば、最近はAを「こっち来るなー!」などと邪険にすることが少なくなった。今日も「赤ちゃんと遊ぶ〜」と言って戻ってきたりしていた。途中で姿が見えなくなり、みんなを巻き込んで探したら、奥の方にいた。一人だけいない、と思っていたが、同じクラスだけど、そのときは別グループのところにいたお友達(お花見が重なったけど、たまたま同じ場所だったので両方に顔を出していた)と一緒だった。松ぼっくりを探しているうちにどんどん行ってしまったようで、本人はケロッとしていた。帰りがけにも友達とどんどん行ってしまい、私は後ろから歩いて追っていたが、友達はいるがHだけいなくなってしまった。途中で「お母さん、いるの?」と声をかけてもらったら最短距離で元の場所に戻ってしまったらしい。