肘内症

 遊んでいるとき、途中でAがしくしく泣きだした。普段と違う泣き方だったので胸騒ぎがしたが、はじめは理由がわからなかった。よくよく考えると、私がAの両手首の下を持って「ジャーンプ!」とやったときに、肘内症(以前、Hもやったことがある、その時は火がついたように大泣き)にさせてしまったのだ。HをNさんに預けて(Nさん宅でEくんと遊んでた)整形外科に急行して正解だった。Aもすでに診察券があったこともあり(どうして掛かった忘れてたくらいだが、足のつめが指に食い込んで熱をもっていたのでみてもらったのだった)、それほど待たずにみてくださった(先にさせていただいたたくさんの方、どうもありがとうございました。Aが泣き止んだのをみて、よかったねという眼差しを向けてくださいました。私もそれくらい心広くなりたいです)。信頼するN先生は「二段階でずれてましたね」と言ってコキコキとすばやく治してくださった。Hのときの治療はこちらだったかきかれ、違うと言うと、模型を出して動かして肘内症を説明してくださった。よくわかった。しばらくしたら、いつものAに戻ったのでほっとした。ごめんね。