どこへでも

 Aはものすごい鼻水で、咳もするが、熱はないので、元気である。そして、和室の戸(重い)以外の戸はどれでも開けれるようになっているので、油断ならない。トイレにトイレットペーパーを入れたりするので、トイレの外から鍵をかけている(十円玉で回す)。入るときは非常に面倒くさいが、仕方ない。洗面所は内側から鍵がかけれることを思い出し、かけるようにしているが、廊下から洗面所もトイレも行けないとなると、玄関でいたずらする。そこも、靴を片しちゃえばいいんだと気づき、そうするが、玄関扉に付けてあるストッパーをガチャガチャいじって遊ぶ。きりがない。