朝から少しのことでキレて、朝食のパンを一口しか食べずにいたが、時間がまだあったので、あまり干渉せずに放っておいたら、結局食べた。でも、その後いつも朝三十分見ているテレビ(録画)が見れなかったので、こりゃまた暴れるかもと思ったが「あ・・・もう過ぎてるじゃん。テレビみれない!・・・でもHのせいだもん・・・」と素直にあきらめていた。機嫌取りもこちらの心の余裕が少しないとできないので、それをせずに済むときは、ほっとする。
 降園後、公園で遊んでいたが、友達たちがサッカー教室で帰る、というのに便乗して少し早めに家へ帰れた。いつもの通り始めは「ヤダー帰らないっ」と拒否されたが「おやつ食べよう」は効き目がなかったのに「おやつ食べてから移動図書館へ行こう」と言ったら「わーい、帰ろう、帰ろう!」と久しぶりに円満帰宅の笑顔を見た気がした。
 家へ帰って、借りた本を一通り読んでもまだ時間があったので、クリスマスツリーを出すことにした。昨年は危ないからと出さなかった。友達は「自分だけで、自分がやりたいように飾る」と言っていたが、私は子どもが飾りつけするのをみるのが楽しみで、実際、楽しかった。男の子二人、いつまでこうやって一緒に楽しく飾れるだろう。Hと私はAが取ってしまう飾りをひたすら拾って、どんどん取られないように上の方に飾った。上の方と前の方しか飾りがない。
 クリスマスツリーの飾りと一緒にしまってあった、おととし(Hが幼稚園へ入る前)に育児サークルで作った小さな紙製のクリスマスリースをみるなり、Hが怒り出した。「これ(いろいろな形をした、おもしろいマカロニが貼り付けてあった)は食べれるものでしょ?!こんなふうにしちゃいけないんだよ!」・・・はい、すみません。
 夜、本の読み聞かせが終わったとき「このまま寝ちゃいたいなぁ」とつぶやいたら「お母さんは大人でしょ?」「うん」「大人だからきっとできるよ、頑張って」だって。