第三話

 亮司が、園村には「オレが何とかするから」と追い出したくせに雪穂を呼んで頼っているのにはガッカリ。亮司や雪穂に共感はできないが、笹垣から逃げたりして、亮司には隙がある、というか。雪穂の七年の苦しみを理解した今後は変わるだろうか。
 雪穂への手紙に何が書いてあったかはわからないが、それと死亡届をみて「最高のクリスマスプレゼント」とは、恐ろしい。「さらに会えなくなってさみしい」とまでは言わなくても「あと八年、耐えようね」くらいの言葉はほしかった。けど、雪穂だから、それはないか。
 雪穂が笹垣と話して負けてなかった場面、双方、圧巻だった。