いつもと違って昼寝から起きるとき大泣きだった。気分転換に三輪車へ乗せて外へ連れ出し遊ぼうと思ったが、棟の出口で先へ進まない。どうやら風が強くてイヤだったらしい。それでも何とか外へでて、だんごむしやてんとう虫やありを観察したりつついたりして、遊んだ。遠くへ遠くへ行きたがり、なかなか家へ帰れなかった。
 夕食を三分の一くらい食べた辺りで「おわり」と椅子を降りようとする。箸を渡すと、また食べはじめ、ほとんど食べてくれた。お好み焼きだったから、箸でも何とか食べられたからなのかも。