木曜日は弟の習い事で私の帰宅まで外で遊んでいるが、今日は、またまた雨で、かなり考えたあげく、はじめて鍵を持たせることにした。家の中に入って、外へ出ないなら、何とかなるだろうと。・・・考えが甘かった。まず、帰宅したら、鍵を閉めて、私の携帯へ電話する、という約束が、40分遅れる。第一声は「電話するの忘れてて遅れてごめんなさい」だから、それはよしとしよう。「鍵、閉めたの?」「閉めた」「でも一応、もう一度鍵が閉まっているか、確認するのよ」「うん」とおやつとその場所を言って、切った。家へ帰ると・・・鍵が開いている。ったく。その上、閉まっていたはずだとかウソを言う。人の言うことを何だと思っているんだ。少しは緊張すべき。弟も一緒に、残りのおやつを食べた。しかし、見知らぬお菓子の空き袋がゴミ箱に散乱してるのを発見。またまた知らない、とウソをつく。ウソにウソを重ねて、ますます私に叱られる。いい加減にしなさい。食べたいなら、一言、私に聞けばいいのだ。そして、もし黙って食べてしまっても、これは何だろうと聞かれたときに、白状してしまえばいいのだ。私に叱られることをわかっていて、やる。こっちの苦労も考えてくれ。ま、それは無理だ。
 その後、スポーツクラブへ行った。
 二人の習い事でもともと時間が遅くなるのに、こんなことに時間を取られて私はますますブルーに。その後もただの甘えん坊の赤ちゃんと同じ。夕飯は食べないだの(私が下げそびれてて、結局食べてしまった)、まだ寝ないだの、おもちゃは片付けないだの。なんだかな。「お母さんは何でぼくの敵ばかりになるの」と叫ぶ。ますます叱りたくなる。ちっとも反省しないのが頭にくる。
 しっかりしなくちゃいけない場面もこんなに抜けていると、やっぱり鍵は早かったな。近所では、二年生でも持っている子、多いんだけどな。