幼稚園の帰り、園バスを降りてから元気がない。半べそをかいている年少の男の子(Kくん)がいたのだが、先生が「ちょっと、ツンってされただけです」というようなことを言っていたので、関係ないと思っていたが、しばらくその場で動かずに「Kくんにごめんねしたけどゆるしてくれなかった。Aちゃん(年少の女の子)に、Kくんをぶって、って言われて、ぶった」と言い出した。自分がやったことが何となく悪いことだと思っていたのだろう、泣き出した。私は「人に言われても、おかしいな、いやだな、と思ったことはハッキリそう言って、断りなさい」という意味のことを言ったが、「人に言われたことは守らなくちゃいけないんだもん」と言ってまた泣く。Kくんは「いいよ」と言ってゆるしてくれていたが、「ゆるしてくれなくたっていいもん」と言ったかと思えば、「まねっこでやればよかった」とも言い、ぐちゃぐちゃな様子だった。私に当り散らして、気が済めば、まあ、いいか。今日は、せがまれてテレビのドラえもんをみせていたら、消しそびれて、クレヨンしんちゃんまでみて、大笑いしていた。
 発表会でやる劇は「ふくろうのそめものや」で、ふくろう役(五、六人いる)だそうだが、どんな振りをするのかやセリフを、一切、教えてくれない。「教えな〜い」と楽しそう。他人のカラス役の振りやセリフは、よくやってくれる。当日までのお楽しみかな。