幼稚園一日入園

 今日は待ちに待った一日入園の日。兄の体調でバタバタしたが、何とか制服の長いのを上げたりして準備し、おだてまくって、気分良く制服も着れて、泣かずに準備万端だった。雨だったのでOさんの車に乗せてもらって早めに幼稚園へ行った。適当に6クラスに分かれていたが、教室へついてもしばらくは私も一緒にいた。知らない先生や友達がいても、全く平気だったので、このままいけるかと思っていたが、先生に「ぜんぜん大丈夫ですね〜」と言われて「そうなんです、でも、私が離れるときがわからないですよ〜」と言っていたのだが、全くその通りだった。ホールへ集合する時間になったので、園長先生のお話をきいてくるね、ここで待っててね、と声をかけたら、一緒に行くと手を引いて教室を出ようとする。先生に抱っこされたら、すごい形相で大泣きし、両手を伸ばす。私は振り返らずにホールへ向かうが、泣けてくる。声をかけずにこっそり出てきたほうがよかったのか。いや、どうしてもそれはできない。ずっと大泣きの子はホールへ連れてこられるが、今にもくるのではないかと、説明会中も気が気ではなかった。
 終了後、教材を購入し、一目散に迎えに行ったが、保護者が揃うまで時間があり、私を見つけて「よくも置いていったな」的な表情でふてくされた態度を一瞬とったが、先生の手遊びお話をきいていた。二列で椅子に座っていたが、先生に吸い寄せられるように、立ち上がって半分くらいの子が動いたときがあり、自分の椅子へ戻ると、他の子が座っていて、何も言えずに下を向いて立ちすくんでいたりした。挨拶後、抱っこしてくれた先生に、様子をきいたら、あの後すぐに、ブロックに気をとられて泣き止んだそう。ああ、よかった。
 夕方からNさん宅へおじゃまし、うちにはないおもちゃ(聴診器を何度もあてられたり)などでいっぱい遊んでいた。Dくんと二人で走り回るのには閉口。止めるのが大変だった。みんながお風呂に入っているとき、兄が入らないからか、なぜか入らなかった。入れば楽しいのにな。お風呂、そんなに好きでないのかもしれない。
 家へ帰るときはまだ帰らないとだいぶごねたが、着替えて歯を磨いて、速攻寝ていた。